皆さんこんにちは!



営業部Oです!



もうすっかり気温も安定してあたたかくなりすっかり季節が春になってきましたね!

春は桜をはじめとしてたくさんのきれいな景色をみることができたり、

桜スイーツなどおいしい季節限定のものが多くて幸せですよね!

ですが、食べ過ぎてしまうため改めて「食生活を見直さなければ!」

と思っている今日この頃です...💦



「食生活」含めた「生活習慣」の乱れが原因で起こる病気ときいて想像されるのは

"糖尿病"が多いのではないでしょうか?

現に日本で糖尿病が強く疑われる者と糖尿病の可能性を否定できない者を合わせると

約2,000万人とも言われています!



(出典:糖尿病患者数の状況(厚生労働省)図表1-2-8 糖尿病患者数の状況|平成30年版厚生労働白書-障害や病気などと向き合い、全ての人が活躍できる社会に-|厚生労働省 (mhlw.go.jp)



日常生活でもよく耳にする疾患ですし、

近年では歯周病との関連も話題にあがっていますよね!

今日は改めて糖尿病の基礎知識を一緒に復習していきたいと思います。



◇糖尿病とは

血液中のブドウ糖が多くなる病気



...膵臓から出ているインスリンというホルモンの分泌量が少ない(インスリン分泌低下)ことや、

十分な量は分泌されているが効果を発揮できない(インスリン抵抗性)ことにより、

血液中のブドウ糖が多くなっている状態(高血糖)が続き血管にダメージを与えることで

全身に様々な症状を引き起こす病気。




◇種類

⇒大きく3種類



Ⅰ型糖尿病

自己免疫によってインスリンを作り出す細胞が破壊され体内のインスリンの量が

絶対的に足りない状態(原因:遺伝子と環境要因 発症年齢:子どもや若年層に多い)



Ⅱ型糖尿病

日本の糖尿病患者の約95%。生活習慣の乱れによりインスリンの機能が低下

(原因:食事や運動などの生活習慣 発症年齢:中高年に多い)



妊娠糖尿病

妊娠中に発症あるいは初めて発見された糖尿病のこと

(原因:ホルモンバランスの変化)



◇症状

⇒からだに現れるものとしては疲れやすかったり、口渇を訴えられる方が多い



糖尿病を発症しても無症状のことが多いですが、高血糖状態が続くと様々な合併症を引き起こす。

合併症は一般的に3大合併症として「網膜症」「腎症」「神経障害」が挙げられるが、

「歯周病」は第6の合併症として認められている。



◇糖尿病と歯周病の関連

歯周病になりやすく重症化しやすい



糖尿病と歯周病は相互に関係しており、

糖尿病になると免疫力や組織の回復威力が低下し、細菌に感染しやすく、

傷が治りにくくなります。

一方で、歯周ポケットからサイトカインが分泌されインスリンの働きが妨げられ血糖コントロールが悪くなる。

さらに、糖尿病になると唾液の分泌量が減少するためお口が乾きやすくなりう蝕や歯周病を悪化させる。



今回の糖尿病基礎知識の復習はここまでです♪

(出典:歯ッピースマイルクラブVOL.28)



記載したように、糖尿病は様々な全身疾患に影響を与える要因は様々あり、

糖尿病の合併症予防や全身の健康維持のためにも

歯科衛生士の立場から患者さんにオーラルケアの重要性を伝えられるようにしていきましょう!



サンスターでは糖尿病関連の情報誌も充実しています!

今回の記事の内容をより詳しく読みたい方は、

歯ッピースマイルクラブVOL.28でお勉強してみてくださいね♡

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