2021/06/24

★学会発表ポスター作成のポイント★

 

皆さんこんにちは!研究開発部の歯科衛生士Nです。

最近はオンライン学会が主流になり、直接学会会場に出張は難しい・・・といった方も、

空き時間に気軽にご参加頂けるようになっているのではないでしょうか。

今回は、私自身が実施している学会でポスター発表をする場合に、見やすくなったり、キレイにきまるポイントをいくつかご紹介させて頂きます!



ポイント①:タイトルはキーとなる単語を入れつつ、簡潔に!


皆さんは、学会発表をする際、演題タイトルはどのようにつけられていますか?このタイトルは、学会開催前に抄録集にも載るものになり、タイトルでいかに興味を惹けるかによって、参加者に見て頂けるかどうかに影響する、といっても過言ではありません。

(実際に私もよく、見たい演題を絞る時に、まずざっとタイトルで抄録集全体を見ます。)


タイトルはその研究のキーとなる単語が入っており、かつ他の余計な表現は入っていないかを確認しながら、簡潔にまとめられるとベストです。


ポイント②:各見出しは目立つように!


【背景・目的】、【方法】、【結果】、【結論】など、研究内容の見出しとなる部分は、ポスター全体を見た時に目立つ配色、フォントサイズにして、パッと見てわかるようにして頂くと、ポスター全体が綺麗にまとまります。各見出しに記載する表現は、学会によって異なりますので、発表規定を確認してください。


ポイント③:結果は表やグラフを使い、視覚的に分かりやすく!


せっかくのポスター発表ですので、文字ばかりにしてしまうと、読みにくくなってしまいます。

それによって、聴講者の目に留まらなくなってしまっては、大変もったいない発表になってしまいます。提示可能なデータは、視覚的にわかりやすい表やグラフを多く用いてみましょう。

またこの時、表やグラフを複数並列させるときは、書式設定で「サイズ」を統一すると、とっても綺麗に見えます。


ポイント④結果や結論の文章も簡潔に!


上段でグラフや表を使ってわかりやすくしていても、結果や結論の文章が長いと大事な部分が読みにくくなってしまいます。特に、結果を文章化する時は、考察や結論に繋がる重要な部分に絞ってもよいかと思います。必要な情報は何か、全体を見ながら取捨選択頂ければと思います。


ポイント⑤最後に文章、図形を「左揃え」に!


このような縦型ポスターの場合等は、横書きにして複数の図形が増えると、それぞれの図形の位置関係がずれていることがあります。最後に図形を一度に選択し、「左揃え」をすると、上下の位置が整い、かっこよくきまります。

学会発表時のポスター作成のポイント、いかがでしたでしょうか?

皆さんが発表される際にご参考いただき、お役に立てますと幸いです。

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