皆さんこんにちは、歯科衛生士のVです!


9月1日は【防災の日】でした。

本日は、防災の日にちなんで災害時のオーラルケアについて考えてみたいと思います。

まずは防災の日とは何か…。

私も今回をきっかけに改めて勉強をしてみたので皆さんにも共有させていただきます!


【防災の日って何?】

毎年9月1日に設定されており、この日を含む1週間を「防災週間」としています。

内閣府の防災情報のページによると、

防災の日の目的は、

「政府、地方公共団体等防災関係諸機関をはじめ、広く国民が、台風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波等の災害についての認識を深めるとともに、これに対する備えを充実強化することにより、災害の未然防止と被害の軽減に資するため」とされており、

災害が多い日本において国民一人一人の認識と備えの重要性が訴えられています。


参考:「防災の日」及び「防災週間」について : 防災情報のページ - 内閣府 (bousai.go.jp)


さて、日々患者さんのお口と向き合っておられる皆さんですが、

こういった災害時にもオーラルケアが大切だということを今一度一緒にご確認いただければと思います。

突然ですが、「災害関連死」という言葉をご存知ですか。


これは1995年阪神淡路大震災に初めて使われた言葉とされており、

災害による直接の被害ではなく、避難後に、避難ストレスや環境悪化など間接的な原因によって死亡することを指します。

神戸新聞(※1)によると、死者6434人のうち921人が災害関連死であったと言われています。


 

また、この災害で生じた災害関連死の原因として約4分の1に及んだのが肺炎(※2 )であり、 

その多くが口内の菌が肺に移動したことによる誤嚥性肺炎であると考えられています。 


参考:

(※1) 災害関連死、認定にばらつき 阪神・淡路大震災で始まる 事例非公表、教訓化の壁に|総合|神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp)


(※2)  Mouth&Body vol.3 より 


肺炎による災害関連死を減らすために、私たち歯科衛生士ができることは、ずばり「口腔健康管理」です。

ブラッシングや義歯のケアなど口腔衛生管理の他、お口を動かすなどの口腔機能管理も大切です。

まず口腔衛生管理においては、防災グッズに「オーラルケア用品」を備えることからすすめましょう。

特に水が貴重な災害時には“液体ハミガキ”が大活躍です!


そして口腔機能管理においては、“唾液腺マッサージ”や“舌のストレッチ”などの口腔機能のトレーニングに取り組みましょう。特別な物品を必要とせず、すぐに実践していただけます!

(例)

サンスターでは一般の方向けホームページでも、

災害時のオーラルケアについての啓発活動を行っています。
覚えてください、防災にオーラルケア。|サンスター|SUNSTAR|


中でもこちら↓は私自身とても印象に残ったCMでした。ぜひご覧ください♪

また上記URLからダウンロードできる「防災オーラルケアハンドブック」には、防災グッズに備えたい物品リストも掲載しています!


いつ起こるか予測できない災害に備えて、

早速オーラルケア用品を皆さんの防災グッズにもプラスしましょう!!

以前にも、防災士の資格を持つ弊社歯科衛生士がコラムを作成していますので、この機会にあわせてチェックしてみてください!➡




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