皆さんこんにちは!営業部のFです♪
寒い日が続いていますが、皆さん体調はいかがでしょうか。
実は私、雪国出身なので夏の暑さよりも冬の寒さの方が得意!と自負しており、薄着で外に出て
しまって後悔する、ということが冬はよくあります。
そんな時に、寒さに耐えているとつい歯をくいしばってしまう…なんてこともしばしば。それが続くとなんだか顎のあたりがだるいなあ、痛いなあとなりますが、皆さんもそのような経験はありませんか?
この顎のだるさや痛みの原因の一つとして、「顎関節症」が考えられます。
ここで、改めて顎関節症の症状を見てみましょう!患者さんや身の回りの方で当てはまる症状がある方はいませんか…?
【顎関節症の主な症状】
●あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)
●口が開かない(開口障害)
●顎を動かすと音がする(顎関節雑音)
このため、硬い食べ物が噛めない、大きな食べ物が食べにくい、顎の音が煩わしい、などの
症状が現れることがあります。
より詳しく見ていくと、
①咀嚼筋痛障害…あごを動かす筋肉の痛みを主な症状とするもの
②顎関節痛障害…顎関節の痛みを主な症状とするもの
③顎関節円板障害…顎関節の中の関節円板のずれが生じるもの
④変形性顎関節症…顎関節を構成する骨に変化が生じるもの
となっています。
引用:一般社団法人日本顎関節症学会『顎関節症とは』
http://kokuhoken.net/jstmj/general/about_tmd.html
耳の穴の前あたりに指をあて、口を開けたり閉めたりすると、顎関節の動きを確認できると思います。
皆さんもぜひやってみてください!
顎関節症は、近年増えてきている、といわれておりますが、特に20歳代から30歳代の女性に多い傾向があります。症状のあらわれ方や程度は人それぞれですが、顎関節症が生じる原因も様々あります。
皆さんも、発表やテスト、大会などで緊張して知らず知らずのうちに歯を食いしばっていたり、寝ている間に歯ぎしりしていたり…こういったことが重なると、顎関節症の症状が出てきやすくなりますよね。
【顎関節症の主な原因】
●異常な顎運動
●補綴物の不適合
●咬合異常による異常刺激
●精神的ストレス
●咀嚼筋の異常緊張
●過度の開口
●片側だけで噛むなどの習癖
●長時間にわたるブラキシズム(歯ぎしりや食いしばり)
など、原因は多岐にわたっています。
引用:Club Sunstar 『20∼30代女性に多い、顎関節症』
https://www.club-sunstar.jp/article/column/oral/2176
原因が様々あるため、対象方法も多岐にわたりますが、よく私が実践している対処方法をお伝えします!
★日中食いしばっていないか確認し、上下顎の咬合面が触れ合わないようにする
★集中した作業をするときには、適宜気分転換をする!
★咬筋、側頭筋をマッサージする
顎関節の痛みが次第に全身の不調に影響してきたり、歯の破折などにつながってしまう前に、
患者さんの問診の際や、何気ない会話から早めに発見できるといいですよね。ぜひこのコラムを、
診療の際にも思い出していただけると嬉しいです!