9月中旬にBIRマイスターナイトトークを開催し、
100名以上の応募者の中から抽選で選ばれた歯科衛生士の皆さまにご参加いただきました。
当日は、日々のOHI(口腔衛生指導)やBIRセットの活用方法について意見交換を行うとともに、
3つの専門的なお悩みについて、参加者の皆さまから解決策や実践的なアドバイスをいただきました。
皆さんこんにちは!営業部のOです♪
秋も深まり、木々が色づき始める季節となりました。
今回は、9月に開催いたしました、「BIRマイスターナイトトーク」についてご共有いたします。
まず、BIRとは
「B:ブラッシング」
「I:歯間清掃」
「R:洗口」のことで、
BIRマイスターとはこのBIRステップの普及に 一緒に取り組んでくださる歯科衛生士さんのことを指します。
BIRマイスターの方々には、応募者の中から先着で BIRセットという
患者さんのOHIの際に活用いただけるコミュニケーションツールをお送りし、
サンスター商品を使用しながら、 正しい知識(BIRステップの大切さ等)と技術を伝えていただいております。
※次回のBIRマイスターの募集は未定となっておりますので、お問い合わせはご遠慮ください。
募集の際にはメルマガを通じてご案内させていただきますので、メールマガジンのご登録もお忘れなく♪
ナイトトークの参加希望者はなんと100名を超え、
今回は、その中から抽選で選ばれたBIRマイスターの皆さまにご参加いただきました。
平日の診療後というお忙しい時間帯や、休日にもかかわらずご参加いただいた皆さま、
誠にありがとうございました!
今回のナイトトークでは、
日々のOHI(口腔衛生指導)に関するお話や、 8月にご案内したBIRセットの活用方法について、
意見交換を行いました。
さらに、ナイトトーク後には、 本編で触れられなかった日々のOHIでの悩みを参加者内で共有し、
解決に向けたぞれぞれの工夫やアドバイスを集めました。
今回のコラムでは、
ナイトトークで共有されたお悩みと、その解決につながるヒントを、 皆さまにもお届けします!
国籍を問わず歯石の硬さには個人差がありますが、
外国人患者さんの口腔内では「かなり硬い」歯石に遭遇することがある、 という声がありました。
ポイントとして挙げられていたのは、 超音波スケーラーとハンドスケーリングの組み合わせです。
まず超音波で振動を与え、歯石の歯面への付着を弱めてから、ハンドスケーラーで仕上げる。
この順番を意識することで、無理な力をかけずに除去しやすくなるという工夫です。
また、硬い歯石であればあるほど「スケーラーの切れ味」が重要というコメントも印象的でした。
シャープニングはもちろん、鋼材の質や剛性にまでこだわって器具を選んでいるという声や、
「エンドモードでバリバリ取る」「シックルで隣接面に切れ込みを入れる」といったお声もありました。
基本的な手技は日本人患者さんと変わらないものの、
ブラッシングの癖やみがき方は文化によって異なるため、
説明は丁寧に行う必要があるという点は、共通認識のようです。
少し処置を進めると、すぐにうがいをしたくなってしまう患者さんへの対応は、
時間が限られている歯科衛生士さんにとって悩ましい課題ですよね。
印象的なご回答は、
大切なのは、「なぜうがいをしたいのか」を見極めること。
水が溜まるのが嫌なのか、味が苦手なのか、異物感があるのか、
それとも飲み込みにくさからくる苦しさなのか、
原因によって対応は変えている、とのことでした。
具体的な工夫としては、
・排唾管(エジェクター)を「ストローでジュースを吸う感覚」で患者さん自身に咥えてもらい、
吸引によるスッキリ感を体感してもらう
・ユニットをやや起こしつつ、「耳がユニットにつくくらい」顔を横に大きく傾けてもらうことで
水が溜まりにくくする
・高齢の患者さんにはむせ防止として右向きで排唾してもらう
・紙コップの水の量をあらかじめ少なくしておく
・最初に「ここまで進んだらうがいしていただきますね」と見通しを伝えておく
といったお声が寄せられました。
細やかな観察と事前の説明が、スムーズな診療の鍵となりそうです。
OHIでの、患者さんの「やっています」という言葉と、
実際の口腔内の状態(=「できている」)とのギャップを 、どう伝えるかという問題も挙げられました。
参加者の方が共通して意識していたのは、
患者さんの「やっている」という努力自体は否定しないことです。
そのうえで、
・「ルンバで掃除しているつもりでも、実は端まで届いていない」といった 身近な例えを使う
・染め出しや口腔内カメラ、位相差顕微鏡などを使い、見える化することで気づいてもらう
・ツートンカラーで染め出しをして、濃く染まった部分を自分で見つけてもらう
・患者さん自身にみがいてもらった後、歯科衛生士が仕上げみがきを行い、 舌感の違いを体感してもらう
といったアプローチが挙げられました。
「やっているかどうかではなく、できているかを一緒に確認していきましょう」
という言葉かけのご意見もいただき、
患者さんのモチベーションを下げずに現実を伝える、絶妙なバランスが大切なようです。
一方で「最初にガツンと言う」という、あえて踏み込んだ伝え方をするというお声もあり、
患者さんのタイプに応じたコミュニケーションの引き出しの多さが重要だと感じました。
ナイトトークでは、サンスターに関する率直なご意見をはじめ、 日頃の診療における工夫やお悩みなどを、
参加者の皆さまと共有できる場として育てていきたいと考えております。
まだ開始間もない取り組みではございますが、 皆さまからいただく貴重なご意見を今後の運営に活かし、
より有意義な、公式サイトクラブサンスタープロとなるよう努めてまいります。
皆さまの次回のご参加を心よりお待ちしております。