2022/08/22

【訪問服薬指導について】地域に密着した保険薬局の現場の声を聴きました!

ゆう薬局グループは、京都を中心に100店舗を展開している地域密着型の薬局です。

その中でも、今回は在宅業務を中心に行っている「在宅支援センター」の管理薬剤師さんにインタビューしました!


Q. 在宅支援センターで業務されているスタッフの人数は?

8名のスタッフが在宅業務を行っています。

2022年8月時点


Q.  在宅訪問を行っている地域は?

京都市内が中心ですが、ゆう薬局の全店舗で在宅訪問できる体制を整えています。

https://www.uno-upd.co.jp/about-us/features/athome/,20220819


Q.  在宅患者さんの人数は?

在宅患者数は約500名程です。

毎月、約650回程度自宅や施設等へ訪問しています。(※延べ訪問数)


Q.  お仕事の内容を教えてください!

薬が患者さんに合っているか、効果的に使用できているかなどの服薬指導を行います。

薬だけでなく気になった事があればケアマネージャーなど多職種と情報共有し、患者さんの満足度を高められるようにケアしています。

また、問題が起こった場合でも素早い対応ができるように、24時間対応できる体制を整えています。

https://www.uno-upd.co.jp/about-us/features/athome/,20220819

 

Q.  在宅支援センターの業務で困った事はありますか?

通常、ケアマネージャーが作成するケアプランに基づいて患者さんに対応しています。

一人の患者さんに対し多くの医療関係者が関わっているため、それぞれのサービスの内容を患者さんに共有できておらず、サービスを拒まれるケースがありました。


Q.  在宅支援センターの今後の展望をお聞かせください!


在宅訪問を希望される方は非常に多く、サポート体制などの理由により、お断りをしないといけない状況がありました。このような超高齢社会に対応すべく、ゆう薬局グループでは地域ごとの在宅医療の充実を図るように在宅支援センターを設けました。

オンラインでの服薬指導システムの導入など、新たなインフラを構築し、ゆう薬局グループ全体での在宅支援体制を強化していきたいと思います。

そのためには、お断りをした患者さんがどのような状況にあるのか実態を知る必要があり、そこから今後の展望のヒントを得たいと考えます。



~ 今回のインタビューを終えて ~

他人事のように思っていた私も、いずれ歳をとって在宅医療を必要とする一人になるんだろうなぁ…と考えさせられました。多くの方が「人生の最期を、家族の不安や心配なく自宅で迎えたい」と希望を持たれていると思うので、全ての方にその希望が実現する社会になることを期待したいと思います。

ゆう薬局グループ 在宅支援センターの皆さん、貴重なお話をありがとうございました!



次回のコラムもお楽しみに✍

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