2021/04/22

診療前に必須!糖尿病患者さんへの問診方法


みなさん、こんにちは!


 

診療所のSです♪


 

前回のコラムは糖尿病の基礎知識についてでした。
 

 【前回のコラムはこちら】 


 

全身疾患をお持ちの患者さんはたくさんいらっしゃいますが、病気や対応方法は様々で日々勉強だなあと感じています。


 

今回は実際に糖尿病の患者さんが来院された場合、診療前にどんなことを確認しておくべきなのか問診の内容についてまとめてみました!




 

当院では糖尿病患者さん専用の問診があり、糖尿病患者さんの初診時には必ず行うようにしています。


 

問診の内容です!
 

・発病年齢(罹患期間) 罹患期間によって副作用が出やすい場合があります
 

・分類(Ⅰ型、Ⅱ型、妊娠性) Ⅰ型であれば対応がかわるため聞いておく必要があります
 

・HbA1c(数値と測定月)
 

・血糖値 HbA1cと違いその日の状態を確認します
 

・合併症(有無と種類)
  網膜症1~4期、腎症1~5期、神経障害、その他
 

・その他全身疾患(有無と種類)
 

・低血糖発作(経験の有無、ある場合は頻度、好発時間、対処法)
 

・治療方法 どの程度コントロールできているかを確認できます
 

  薬物療法 インシュリン注射をされている場合は低血糖発作に注意が必要です
 

  食事療法
 

  運動療法
 

 *教育入院(有無 ある場合はその時期と内容)
 

・かかりつけ医療機関(病院名、主治医、指導内容)
 

 専門に診てもらっているのかそうでないのかも把握できます
 

・歯科治療方針(前投薬の有無、治療後投薬の有無など)



 

初診時以外にも診療毎にHbA1cや、低血糖発作のよく出る患者さんにはその日の食事や体調などを確認するようにしています。




 

お口の健康をサポートするには全身の健康状態の把握や管理も必要不可欠ですね!


 

今回のコラムもぜひ参考にしていただければ幸いです。



 

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