周術期等における
口腔機能管理

医療関係者の皆さまへ

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平成24年よりがん患者さんを始めとする周術期の患者さんに対する口腔ケアが保険収載されました。これまでに、がんだけでなく脳卒中、整形外科等の手術への適用の拡大と、歯科医師・歯科衛生士が行う口腔ケアに対して点数の増加が継続して行われてきました。
令和6年の改訂では、放射線治療等を実施する入院中の患者さんに対する評価として、周術期等口腔機能管理料(Ⅳ)の新設と、入院中の患者さんに対する算定回数制限の見直し、また、周術期等専門的口腔衛生処置について、終末期の悪性腫瘍の患者さん等に口腔衛生処置を行う場合の算定回数制限が見直されています。さらに、回復期、リハビリテーション病棟等に入院する患者さんに対する口腔機能管理・口腔衛生管理についての評価が新設されました。

このウェブサイトでは、病院と地域歯科診療所との間での患者さんの診療の流れ、口腔機能管理の内容、それに伴う書類や書式、患者さんへの説明文書、マニュアルをダウンロードできるようになっております。また、周術期の口腔ケアに関する動画、冊子、製品情報なども閲覧いただけます。これらのコンテンツが周術期等口腔機能管理を実施されるすべての医療関係者の皆さまに役立つことを願っております。

このサイトは静岡県立静岡がんセンター、静岡県歯科医師会、サンスター株式会社が締結した3社共同包括研究契約(2006年5月)における研究テーマである「がん治療に伴う口腔合併症の予防・軽減のための医療連携体制の確立」の成果でもあります。


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